お酒を武器にする 気分でバッカス

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フレンドリーが魅力のアイリッシュ・パブ

彼とは別れてもパブとは別れられない

今日は、会社の女友達と大崎の駅ビルにあるアイリッシュ・パブに来ている。この友達は、一時、アイルランド人の彼と付き合っていて、その時にアイリッシュ・パブにはまったらしい。帰国した彼とは別れても、アイリッシュ・パブとは別れられないというのだ。
彼女にいわせると、アイリッシュ・パブには、つつみこんでくれるような家庭的なあたたかさとやさしさがあるのだという。たとえ、初めての店でも、もう何年もかよっているように迎えてくれるフレンドリーな雰囲気がアイリッシュ・パブにはあるらしい。
パブに入って、ワンパイントのグラスに注がれたギネスを飲みながらボーとしているだけで、会社の嫌なことをすべて忘れられて、そのうち隣に座った人やカウンターの向こうにいるスタッフと友達のように話しているというのだ。
しづは、帰国してしまった彼が忘れられなくてアイリッシュ・パブに通っているのではと思っていた。
優しかった彼の面影を、彼と一緒にいっていたアイリッシュ・パブに求めているのだろうと。
だから、彼女にアイリッシュ・パブに誘われた時は、ちょっとひいた。だらだらと泣き言を聞かされるのだろうかと思ったのだ。

隣の人と友達に

しかし、彼女と一緒にいった大崎の「シャノンズ(※1)」で、そんな心配は思い過ごしで、彼女がアイリッシュ・パブに通う理由を実感した。
カントリーカラーのグリーンをベースにした店内で、ギネスなりキルケニーというエールビールをキャッシュオンデリバリー(※2)で受け取り、カウンターで飲んでいるだけで、なんだか肩の力が抜けてくる。何度もきている彼女と違って、アイリッシュ・パブ自体がはじめての私でも、フィッシュ&チップスをつまみながらギネスのグラスを傾けているうちに、フレンドリーな雰囲気につつまれたような気がする。他の場所だったら、初めての人が話しかけてきても、まともに取り合わないのに、イスをちょっとずらしてあげたことがキッカケで、隣の人と自然に話をはじめ、まるで久しぶりに会った友達のような感覚で話をしてしまっていたのだ。


ザ・シャノンズ

ここでは、定期的にアイリッシュ・ミュージックのライブなんかも開催されているそうだから、そんな時は、もっと多くの人と友達になるに違いない。たぶん、アイルランド人の気さくさがパブにも乗り移っていて、人と人のバリアーをとかしてしまうのかもしれない。
きっと彼と別れた彼女の寂しさも、アイリッシュ・パブのフレンドリーな雰囲気が癒してくれていたのだろう。

※1.ザ・シャノンズ
アイルランドの田舎町ならどこでも必ず一軒はあって、地元の人が愛してやまないパブのような居心地の良さを感じさせてくれるアイリッシュ・パブ。東京にいながら本場のアイリッシュ・ホスピタリティを感じられる一軒。
東京都品川区大崎1-11-6
TEL 03-5437-5779
http://www.avalon-intl.co.jp/shannons/

※2.キャッシュ・オン・デリバリー
飲み物なり食べ物などオーダーしたものがくるごとに支払うシステム。
アイリッシュ・パブに限らず、カフェなどでもこのシステムを取り入れているところが多い。

〆ギネスビール


    ギネスビール
    アルコール度数 弱
  • 普通のビールは炭酸ガスで注入するが、ギネスは窒素ガスで抽出するために泡立ちがいい。そのために、ギネスビールは途中まで注いで、1回泡が落ち着くのを待つ。そして、2度目を注いで落ち着くのを待ってから再度、注ぐ。泡で下の旨みを逃がさないようにして、そこにまた注ぐことで、さらに美味しくなるというアイルランド流のこだわりがあるそうだ。

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