知りたいけど聞けない 産婦人科医フジ子の診療コラム

#6.「無月経ってナニ??〜生理が止まっちゃうってマジやばいからソコんとこヨロシクねの巻」

皆様ごキゲンとかごカゲンとかどんなモンでしょうか?藤子フジ子でございます。
というワケで(どんな?)今回も無意味にとばして行くからソコんとこヨロシクね。

生理がない状態の無月経

さて、今回のテーマはズバリ「無月経(むげっけい)」でございます。
無月経とは、その名の通り月経(生理)がない状態。今回はその中でも特に、これまでちゃんと来ていた月経が3ヶ月以上止まってしまう「続発(性)無月経
(ぞくはつむげっけい)」(妊娠してるとか産後間もなくだとか授乳中だとか閉経したとかはこの際除く)についてお話し致したく存じます。

ちなみにこのコラムをお読みのレディース・・・じゃなかったレディーの皆さん、最近生理の調子はどうですかー?毎月毎月頼んでもいないのに規則的に生理
来てますかー?ダイエットしたら生理が止まっちゃった〜なーんて方いらっしゃいませんかー?・・・え?あんなモノない方が楽でイイですって?オーマイ
ゴーッ!!そんなこと言ってると大変なことになりますよ〜!(←某番組のパクリではございませんのでソコんとこヨロシクね。)

生理が肌にも影響

では、まずアナタの月経が正常かどうかの確認から。
正常の月経のサイクル(月経周期:月経が始まった日から次の月経が始まるまで)は25〜38日でございまして、これより月経周期が短い場合(頻発月経
{ひんぱつげっけい}と言います)、キチンと排卵があれば特に治療は要りません。よって今回はサクサクッと割愛させて頂きますのでヨロシクね。

一方、正常の月経周期よりも間隔が長い場合(月経周期が39日〜3ヶ月未満)を稀発月経(きはつげっけい)と言いますが、この場合には排卵障害(排卵し
づらいか排卵しない)を伴っていることが多いのでございます。もっとカンタンに言いますと、月経周期が通常より長い人は妊娠しにくいということでござい
ます(注:妊娠しないということではありません)。ただし、稀発月経は他に異常や症状がなく、妊娠の希望がない場合には特に治療しなくてもよいこともあ
るんざます。神奈川県にあるのは「座間」ざます。しかしですね、稀発月経の方ではホルモンバランスのくずれから肌荒れ(ニキビ)などの他の症状が現れること
が多いゆえに、そのような症状がヒドイ場合は治療が必要になることもございますのであしからず。

さらに、月経周期が3ヶ月以上あいてしまう場合(これまで来ていた月経が3ヶ月以上止まった状態)を先に述べました通り続発無月経と言いますが、この場
合にはちゃんと治療をしなくてはなりません。なぜって?そう、ソコが今回のテーマのツボでございます。なぜ女性は月経がないと困るのでしょうか?
外来でも、続発無月経の治療する際には「生理ないとダメですか?」とか「治療しないといけませんか?」とか聞かれることが多々ございまして、皆さん月経
の大切さがイマイチ・イマニ・イマサンお分かりになっていないご様子。ワタクシ、そんな事態に警鐘をガンガンと鳴らしとうございますの。

無月経をそのままにしてはいけない理由

なぜ無月経を放っておいてはいけないの?生理がない方が楽だし避妊も必要ないし・・・とか思ってらっしゃるソコのアナタ、ちょっと待ったー!(←死語)
なぜ無月経は治療しなくてはいけないのか?それは、無月経が長期間にわたると卵巣や子宮などが機能しなくなってしまう恐れがあるからなのでございます。
つまり、月経がないまま放っておくと、将来妊娠できなくなるばかりか、卵巣から女性ホルモンが分泌されなくなってしまうために更年期症状やら骨粗鬆症や
ら薄毛やらに苦しむことになってしまう。つまりつまり、若いのに体はすでにご老体・・・ということになりかねないのでございます。こわいわ〜〜こわすぎ
るわ〜〜〜(´Д`|||)
ちなみに女性ホルモンは皮膚のみずみずしさを保つなど、女性の美しさを維持するために非常に重要な働きをしておりますので、女性ホルモンの減少は女性の
外観にも超バズーカ級の大ダメージを与える恐れがありますの。こんな大切な女性ホルモンが分泌されなくなってしまったら・・・なーんて、考えるだけでも
恐ろしいわ〜〜恐ろしすぎるわ〜〜〜<(゜ロ゜;)>

最近の若い娘達に増えている稀発月経や続発無月経は、ストレスや過度のダイエットなどが原因となっていることが多いんですのよ。アナタにも心当たりがお
有りでは?まずはそれらの原因を改善していくことが大事なのでございますが、それでもさっぱり生理来ねー(泣)なーんて場合には産婦人科受診をオススメ
致します。くれぐれも無月経の放置プレーはおやめくださいますようヨロシクね。

それでは今回はそういうことで(?)皆様次回までごきげんよう〜。

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プロフィール

Writer:藤子フジ子
現役(♀)産婦人科医(産婦人科専門医、医学博士)。家庭では妻でありママでもある。産婦人科の敷居をバリアフリー化することをモットーに、ブログでも奮闘中。

ブログ:『産婦人科こぼればなし